夏の暑さが残る中、本年度第1回の研修会を開催しました。今回は大牟田市教育委員会の教育長である安田昌典氏をお招きして市全体でのコンソーシアムとして学校への支援体制や具体的な活動についてのお話を具体的な事例を示されながらお話しいただきました。ご自身が教員であった経験からお話しいただき、ESDとの出会い、さらに市内全ての学校がユネスコスクール登録を目指す過程やそれぞれの学校での特色ある活動の様子や、それを支援する行政組織の体制作り等、多岐にわたるものとなりました。ご講演の中で繰り返し話されていたのは「他人の不幸の上に自分の幸せを築かない」という言葉であり、ESDが目指す具体的な活動の精神や体制のあり方等、本コンソーシアムの運営にも有効な話題が示されました。ご講演終了後には、行政と市民活動との関係作りについての質問等が参加者から出されました。また具体的な教育現場での考え方や実践については教育実習で奮闘する参加学部生から出される等、終了時間を越えて意見交換の時間となりました。散会後も参加者同士での情報交換や安田教育長への質問など途切れることがありませんでした。コンソーシアムメンバーを中心として参加者は40名ほどでした。

午後は会場を移して本年度の通常総会が行われました。本格的な初めての総会となる今回は、冒頭でコンソーシアム委員長の永松学部長から挨拶があり、役員の選出の承認をいただいて議事を進めることとなりました。活動面・予算面で活発な意見が出され、5年後10年後の活動についても、建設的な意見が出されました。議事終了後は出席の団体からそれぞれの紹介と活動報告をいただきました。また午前中の研修会で講演いただきました安田教育長もオブザーバー参加いただき有益なコメントをいただきました。(西一夫)